京都には、日本を代表する有名企業が多々あることをご存知でしょうか。
京セラ・ニデック・村田製作所などなど国内のみならず世界的にも知られている大企業です。
今回は、京都に本社を置く大企業の1つ、家庭用ゲーム機でお馴染みの「任天堂」の新しい施設【ニンテンドーミュージアム】をご紹介させていただきます。
オープンして間もない【ニンテンドーミュージアム】に行ってきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
是非、最後までご覧ください!
任天堂は、1889年(明治22年)に花札を製造する企業としてスタートしました。
家庭用ゲーム機「ファミコン(ファミリーコンピュータ)」が爆発的にヒットし、その後も「ゲームボーイ」「スーパーファミコン」「NINTENDO64」「ニンテンドーDS」「wii」「wii U」「Nintendo Switch」など数々の家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機を生み出し、世界に名の通る大企業となりました。
【ニンテンドーミュージアム】は任天堂が作り続けてきた娯楽の歴史を知り、体験できるミュージアムです。
2024年(令和6年)10月2日にオープンしたばかりの【ニンテンドーミュージアム】に行ってきました。
【ニンテンドーミュージアム】は完全予約制の施設です。
入館するには、事前に公式サイトからの申し込みが必要で、抽選に当選すると入場チケットを購入することができます。
私が【ニンテンドーミュージアム】に行ったのは、オープン後、初めての日曜日。
入場ゲートが混雑するかも?と思っていましたが、入場時間が指定されているので混雑はなく、スムーズに入場できました。
入場ゲートでは、オンライン入場チケットと身分証明書の確認、手荷物検査がありセキュリティ対策は万全です。
入場手続きを済ますと、館内で使うIDカードを発行してもらえます。
こちらがIDカード(名前が表記されているのでぼかし加工しています)です。館内にあるゲートの通過や、体験型ミュージアムに参加する時などに、このIDカードは必須なので、絶対に無くしちゃダメですよ!
IDカードを受け取ったら、いざ入場!すると、、、
任天堂のメインキャラクターともいえるスーパーマリオの世界が広がっていて、これには、いきなりテンション上がります!
土管やゴールポールは撮影スポットになっています。
そして、いよいよミュージアムの建物へ!
入口では、可愛いキノピオ達がお出迎え!頭を触ると声を聞かせてくれますよ。
キノピオの横の壁には、日本を代表するゲームプロデューサー、任天堂株式会社代表取締役フェロー・宮本茂さんのサインが飾られています。
入口から奥へ進むと、展示・体験ミュージアム、任天堂のゲームの世界やキャラクターをテーマにしたオフィシャルグッズを販売するショップ、ワークショップ・プレイルームの受付カウンターがあります。
ワークショップの花札作りは、絶対にやりたかったので、ミュージアムとショップは後回しにして、ワークショップの受付を済ませました。
ちょうど良いタイミングで受付できたので、すぐにワークショップに参加できることになりました。
ワークショップはミュージアム本館とは別の建物で行われます。
ワークショップの受付で、作りたい「月」の花札キットを受け取ります。
テーブルには、花札作りに必要なものが全て用意されています。
スタッフさんの挨拶、説明が終わると花札作りスタートです!
説明書きを読みながら自分のペースで花札作りを進めていきます。
わからない時は、側にいるスタッフさんに尋ねれば、とても丁寧に教えてくださいますよ。
私は、自分の誕生月の「2月」の花札作りに挑戦!
任天堂の創業当時の花札製造手法で、1色ずつ色を重ねて作っていきます。
筆に付けるインクの量が多いと滲んでしまったりと、これがなかなか難しい!
見本通りの色で仕上げても良いし、自分の好きな色を使ってオリジナル花札を作るのも良し、ということで、少しアレンジしてオリジナル花札を作りました。
色を塗り終えたら、糊で枠ぶちとなる紙を貼って、乾かして、花札スタンドに花札を取り付けたら完成です!
約1時間のワークショップでしたが、昔ながらの製法での花札作りはとても貴重な体験になりました。
ワークショップの後は、【ニンテンドーミュージアム】のカフェ・HATENA BURGERへ!
ちょうどお昼ご飯時で、満席かな?と思いましたが、空いている席がいくつかあり、すぐに席に着くことができました。
カフェの入り口で、オーダー用のQRコードを発行してもらい、スマホからオーダーするシステムです。
こちらがメニューです。
定番のハンバーガーだけでなく、バンズやパティ、具材を自由に選んで作るオリジナルバーガーをオーダーすることもできます。
オーダーしたのは、「ビッグキノコバーガーセット/¥1.900(税込)」「すきやきバーガーセット/¥1.900(税込)」「シンプルチーズバーガーセット/¥1.650(税込)」です。
セットには、「コロコロポテト」か「コールスロー」のサイドメニューと、ドリンクがついています。
こちらは「ビッグキノコバーガー」です。
食べ応え抜群の大きなマッシュルームに、トマト・レタス・しば漬けが入っています。しば漬けが食感のアクセントになっていて、オーロラソースとも相性が良いのでビックリ!
こちらは「すきやきバーガー」です。
牛肉・半熟目玉焼き・厚揚げ・九条ネギが入っていて、まさに!すき焼き!すき焼きをバンズで挟んじゃいましたという一品です。とても美味しいですが、汁気が多いので食べにくいのが難点です。
最後はこちら「シンプルチーズバーガー」です。
ボリューム満点のビーフパティにクリーミーなチーズ、シンプルながら満足度100%のバーガーです。
サイドメニューの「コロコロポテト」も無限に食べられそうなぐらい、ホクホクしていて美味しいです。
HATENA BURGERの店内にあるステンドグラスは、任天堂の人気ゲームソフト「ゼルダの伝説」がデザインされています。
ゲームの世界に入り込んだような内装のカフェ・HATENA BURGER、ゲーム好きにはたまらないカフェでした。
カフェでランチを済ませ、次に向かったのは、任天堂のオフィシャルグッズが販売されている【ニンテンドーミュージアム】ショップ・BONUS STAGEです。
ショップのネーミングが流石ですよね!
任天堂オフィシャルグッズは、東京・大阪・京都にあるニンテンドーショップでも購入することができますが、このBONUS STAGEでは、ここでしか買うことができない限定商品がたくさんあります!
さて、いよいよミュージアム内部へ向かいます。
入り口ゲートの手前で、ミュージアム内の説明と注意事項の説明があり、説明が終わるとミュージアムへのゲートを通過することができます。
1階の体験型ミュージアムでは、IDカードに入っているコインで色々なゲーム体験をすることができます。
任天堂が過去に販売しヒットした玩具「ウルトラマシンSP」体験の様子
百人一首を現代技術で楽しめる「しぐれでんSP」
マリオの世界に入り込んで遊べる「ザッパー&スコープSP」
体験できる遊びは他にもたくさんありました。
体験型のミュージアムで遊んだ後は、2階にある任天堂の歴史を知れる展示型ミュージアムへ向かいました。
残念ながら展示型ミュージアムは撮影NGということでした。
花札からNintendo Switchまでの任天堂の娯楽の歴史が時代ごとに展示されていて、とても見ごたえのあるミュージアムでした。
所在地:〒611-0042 京都府宇治市小倉町上楽田56
地図はこちら↓
TEL:0570-091-889
開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌水曜日)・年末年始(12/30~1/3)
料金(税込価格):大人3.300円・中高生2.200円・小学生1.100円・未就学児無料
障がい者・同伴者1名1.100円 障害者手帳もしくはミライロIDの提示が必要
【ニンテンドーミュージアム】公式ホームページはこちら
【ニンテンドーミュージアム】には駐車場はありません。(障がい者用駐車場はあります。詳細は【ニンテンドーミュージアム】公式ホームページでご確認ください。)
ちなみに駐輪場もありません。
【ニンテンドーミュージアム】の周辺にはコインパーキングがいくつかあります↓
※【ニンテンドーミュージアム】の公式ホームページでは、公共交通機関の利用を推奨されています。
やむおえない場合以外は、公共交通機関を利用して来館されることをおすすめします。
近鉄京都線「小倉駅」東口から徒歩5分
JR奈良線「JR小倉駅」北出口から徒歩8分
JR奈良線「宇治駅」北出口から徒歩22分
2024年(令和6年)の10月に京都府宇治市にオープンした【ニンテンドーミュージアム】についてご紹介させていただきました。
過去のヒット商品に現代技術を加えて新しいものへと進化させ、体験型ミュージアムとして展示するという形は、任天堂だからこそ考えつき、実現できたことだと感じました。
時代と共に、人々のライフスタイルやニーズは変化し、娯楽の在り方も変わっています。
任天堂は、いつの時代も、その時代に合わせた娯楽を探求し、作り、提供し続けています。
【ニンテンドーミュージアム】で任天堂の歴史を知ることができ、花札作りからスタートした任天堂が、なぜ世界的企業にまで成長していくことができたのかがわかりました。
創業当時から変わらない、ものづくりへの想いとこだわりを持ち続け、どれだけのヒット商品を生み出しても、現状にとどまることなく進化し続ける努力をしているからなのでしょう。
【ニンテンドーミュージアム】では、任天堂の歴史だけでなく、日本の娯楽の歴史を学べる施設だと思います。
幅広い世代が楽しめる施設ですので、ご家族やご友人とお出かけになってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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