京都の冬の風物詩ともいえるイベント【京都マラソン2024】が2024年(令和6年)2月18日(日曜日)に開催されます。
京都マラソンは京都市内の有名観光地がマラソンコースになっているので、走りながら京都観光気分を味わえることでランナーに人気のマラソン大会です。
しかし、京都マラソンの魅力は走行コースだけではありません‼
そこで今回は、京都マラソンがどんな大会なのかを知っていただきたいと思い、京都マラソンについて詳しくご紹介させていただきます。
また、【京都マラソン2024】の開催に伴い、大会当日は、京都市内の各地で交通規制がかかったり、路線バスの運行スケジュールが変更されますので、【京都マラソン2024】の開催日当日の交通規制についてもお伝えさせていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
開催日:2024年(令和6年)2月18日(日曜日)
種目:①マラソン(42.195㎞) ②ペア駅伝(1区27.6㎞・2区14.6㎞) ③車いす競技(6.1㎞)
開催時間:8:55分 車いす競技スタート
9:00分 マラソンスタート
15:00分 駅伝終了
問い合わせ先:〒601-8571 京都市中京区寺町通御池上る 上本能寺前町488番 地市役所分庁舎地下鉄1階
京都市文化市民局市民スポーツ振興室内
TEL:075-222-3138
FAX:075-213-3367
受付時間:平日8:45~17:30 土日祝日・年末年始除く
京都マラソン公式ホームページはこちら
毎年、多くのランナー達がこぞって参加する京都マラソン。
その人気の理由は何なのでしょう。
京都マラソンがどんな大会なのかを知っていただければ、この大会が多くのランナー達に支持されている理由がお分かりいただけるのではないかと思います。
【京都マラソン2024】のメインコンセプトは、「DO YOU KYOTO? マラソン」「みんなが主役」です。
「DO YOU KYOTO?」とは、京都から世界に向けて発信する合言葉です。
1997年(平成9年)に地球温暖化防止京都会議(COP3)が国立京都国際会館で開催されました。
この会議で採択された京都議定書にちなんで作られた合言葉が「DO YOU KYOTO?」です。
京都は、世界中から多くの観光者が訪れる、日本の歴史ある都市「京都KYOTO」として知られています。
また、環境対策に取り組む、地球に優しい都市としても評価されていて、最近では、「京都KYOTO」という言葉は、都市名という意味だけでなく「環境にいいことをする」という意味でも使われるようになっているのです。
つまり、「DO YOU KYOTO?マラソン」は「環境にいいマラソン大会」という意味なのですね。
「みんなが主役」というコンセプトも定められていますから、「みんなが主役になって、環境にいいマラソン大会を開催する」という意味なのでしょう。
また、趣旨として、
の3点も定められています。
【京都マラソン2024】は、メインコンセプトに沿って、徹底した環境対策のもと大会が開催されます。
実際に、どのような取り組みが行われているのかご存知でしょうか?
【京都マラソン2024】の環境対策について見てみましょう。
カーボン・オフセットやカーボン・ニュートラルといった言葉を最近ではよく耳にしますが、正直、、、よくわからない!という方も多いのではないでしょうか。私自身、よくわかっていませんでした、、、
カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動で削減努力をしてもゼロにはできないCO2や温室効果ガスの排出量を、ほかの場所で削減・吸収する活動のことです。
企業のカーボン・オフセットとして実施されている仕組みに、カーボン・クレジット制度があります。
CO2など温室効果ガスの排出削減量をカーボン・クレジットとして、企業間で売買するという仕組みです。
企業の業種によって、鉄鋼業や化学工業など、どれだけ頑張ってもCO2を多く排出してしまう企業もありますよね。
そのような業種の企業が、温室効果ガスの排出削減量が多い企業からカーボン・クレジット(排出削減量)を買うことができるのです。
他社から買ったカーボン・クレジット(排出削減量)は自社のものになりますから、自社の排出削減量として扱うことができます。
つまり、温室効果ガスを100排出している企業があったとして、この企業が他社から100のカーボン・クレジットを買えば、この企業の温室効果ガスの排出量はゼロということになるんです。
そして、この仕組みこそが、カーボン・ニュートラルなんです!
カーボン・ニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と削減量をプラスマイナスゼロにしようという目標です。
カーボン・ニュートラル(目標)達成のための取り組みが、カーボン・オフセットです。
では、【京都マラソン2024】でどのようなカーボン・オフセットが実施されているかというと、「DO YOU KYOTO?クレジット制度」です。
京都市内のコミュニティや中小企業の省エネ等によるCO2排出削減量を、京都市が「DO YOU KYOTO?クレジット」として認証し、そのクレジットを、市内のイベント主催者がカーボン・オフセットに活用できるという、京都の地産地消型クレジット制度です。
実際に【京都マラソン2024】の開催に伴い排出されるCO2の排出量を「DO YOU KYOTO?クレジット制度」を使ってプラスマイナスゼロに近づけようということです。
長々と説明しましたが、【京都マラソン2024】はメインコンセプトに沿った大会運営をするために、徹底した対策がなされている大会だということです。
【京都マラソン2024】は、京都の観光地を走りながら楽しめるマラソンコースがランナーから支持されています。
マラソンコースの各ゴール地点は種目により違いますが、どのコースも京都の町を満喫できるコースです。
7つの世界文化遺産(天龍寺・仁和寺・龍安寺・金閣寺・銀閣寺・上賀茂神社・下鴨神社)と多くの観光名所(今宮神社、平安神宮、大覚寺、大徳寺など)を走りながら楽しめます。
マラソンコースの途中、嵐山・渡月橋を見ながら桂川の風を感じ、嵯峨野では広沢池周辺の自然に癒されます。
京都植物園や京都のシンボルともいえる鴨川も見られますし、京都御苑で京都の歴史に触れながら走ることができるのも、京都マラソンの魅力です。
また、京都の夏の風物詩である五山の送り火の山を全て眺望できます。
京都マラソンのマラソンコース42.195㎞は、京都の魅力がギュっと詰め込まれているコースなのです。
2024年(令和6年)2月18日(日曜日)の【京都マラソン2024】の開催に伴い、大会当日は様々な交通規制がかけられます。
大会に参加される方や応援に行かれる方は、もちろんですが、大会当日にお仕事などで、マラソンコース近くに行かれる予定のある方は、当日の規制で困らないように、交通規制について事前に確認されてからお出かけされることをおすすめします。
以下に【京都マラソン2024】開催に伴う交通規制や路線バスの経路変更などについてまとめましたのでご活用いただければ幸いです。
規制時間帯 8時20分頃~16時30分頃
※規制時間は目安です。当日の道路状況等によって変更となる場合があります。
フィニッシュエリア(平安神宮前)の規制
京都市バスの経路変更
大会当日の天候等の理由により大会が中止になった場合は、経路変更は実施されず、通常運行となります。
その他の路線バスの経路変更について
大会当日は京都では「ノーマイカーデー」を推奨することもあり、京都市バスでは、お得なサービスが行われます。
大会当日の始発から午後5時までに、市バスを保護者同伴で利用する場合、保護者1人につき小学生2人までの小児運賃が無料となります。
サービスの利用方法は、とっても簡単です。
運賃支払いの際に、乗務員へ「ノーマイカーデー!」と合言葉を伝え、大人運賃のみを支払うだけでオッケーです。
ぜひご利用ください。
※市営地下鉄・民営バスではこのサービスは行われません。
「京都駅前」から「西京極」への臨時便ではこのサービスは利用できません。
大会当日、天候等の理由により、大会が中止となった場合、このサービスは実施されませんのでご注意ください。
大会当日は京都市市営の駐輪場が無料化されます。
大会当日の交通規制等により、路線バスの運行が困難となる下記の地域で、無料シャトルタクシー(9人乗りジャンボタクシー)が運行されます。
路線バスの運休となる時間帯に約10分~15分間隔で運行されます。
大会当日の天候等の理由により、大会が中止となった場合は、無料シャトルタクシーの運行はありません。
運行の詳細については、2024年(令和6年)の1月中旬頃から京都マラソン大会公式ホームページに掲載されます。
今回は、【京都マラソン2024】について詳しくお伝えさせて頂きました。
世界が認める、環境にいい都市「京都」で開催される、環境にいいマラソン大会【京都マラソン2024】の魅力を知って頂けたら嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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