京都で最大級のパンの祭典、京都パンフェスティバルが今年も上賀茂神社で開催されます。
京都パンフェスティバルは来場者数5万人を超える人気のイベントです。
今年は京都市内のホテルやベーカリーを中心に各地から20店舗が上賀茂神社に集結!
このイベントでしか味わうことができない限定商品も販売される予定です。
今回は、美味しいパンと京都世界文化遺産の上賀茂神社の異色のコラボイベント【京都パンフェスティバル2023】についてお伝えします。
ぜひ最後までご覧下さい。
京都パンフェスティバル2023 開催について
京都パンフェスティバル2023の詳細情報
開催日
2023年12月9日(土曜日)・12月10日(日曜日)の2日間
開催時間
午前10時~午後3時
開催場所
上賀茂神社
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339番地
地図はこちら↓
アクセス
京都市営地下鉄「北山駅」4番出口→市バス4系統で約11分「上賀茂神社前」下車徒歩すぐ
JR京都駅→市バス9系統で約27分「上賀茂御薗橋」下車徒歩5分
車→名神高速道路京都東ICより約30分
駐車場
170台分 30分100円
入場料
無料
公式ホームページこちら
京都パンフェスティバル2023ってどんなイベント?
京都パンフェスティバルは開催期間の2日間で約5万人もの人が来場する、京都でも人気の高いイベントです。
2015年(平成27年)に上賀茂神社式年遷宮奉祝事業として京都パンフェスティバルが始まりました。
京都市内のホテルやベーカリーを中心に人気のパン屋が集結し、各店舗の人気商品や、このイベントでしか食べることができない期間限定商品を発売します。
年に一度のパンのお祭りです。
京都パンフェスティバル2023 出店店舗
今年も人気の店舗がたくさん出店します。
限定商品は見逃せませんよね!!
数量限定発売で売り切れ次第終了ということなので、気になるパンは早めにGET!されることをおすすめします。
京都のパン文化
そもそもなぜ、神社×パンなのでしょう。
異色ともいえるコラボに疑問を抱く方も多いのでは?
実はですねぇ、京都は知る人ぞ知る「パンの町」なんですよ。
総務省家計調査によると、2020年~2022年の京都の世帯のパン消費量は、1ヵ月あたり3.173円で全国1位なのです。
「和」のイメージが強い京都が、カフェや喫茶店文化で有名な兵庫県(神戸)や愛知県(名古屋)を抑えて堂々の1位!!
この結果は、京都の古い文化が関係しているのではないかと考えられています。
京都の中心部は西陣織をはじめとした伝統工芸を造る職人の町でした。
朝早くから仕事をする職人にとって、手早く食べられて、栄養価の高いパンは合理性の高い朝食に持ってこいの食べ物だったのです。
また、京都の県民性もパン文化が広まった要因と考えられます。
かつては日本の首都だった京都。
つまり、その時代の最先端のものが入ってくる都の人々には「新しいものを受け入れる文化」が染み付いていたのではないでしょうか。
古き良きものを守りつつ、新しいものを受け入れる京都人の県民性が、日本一になるほどパン文化を広めていったと考えてもいいのではないでしょうか。
京都のパン文化を考えると、京都の神社でパンフェスティバルが開催されることも、そんなに不思議なことではないですよね。
京都パンフェスティバル2023開催地の上賀茂神社
京都パンフェスティバル2023の開催地である上賀茂神社についても少しお勉強してみましょう。
上賀茂神社は京都で最も古い神社です。
神社名(正式名称):賀茂別雷神社かもわけいかづちじんじゃ
御祭神:賀茂別雷大神かもわけいかづちおおかみ
国宝2棟、重要文化財41棟、敷地全てがユネスコの世界文化遺産に登録されています。
京都三大祭りの1つである葵祭の祭儀が有名です。
京都洛北の自然に囲まれている上賀茂神社、京都パンフェスティバル2023の開催時期には周辺の紅葉も楽しむことができますよ。
京都パンフェスティバル2023まとめ
今回は、京都の人気イベント京都パンフェスティバル2023についてお伝えしました。
パン好き京都人を納得させるパンの名店が一堂に会するイベントです。
開催地となる上賀茂神社は観光地としても有名です。
今年は猛暑の影響で紅葉の時期が少しずれ込んでいるので、上賀茂神社で京都の歴史を感じながら、美味しいパンを食べ、紅葉を満喫するという贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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