京都おすすめスイーツ！お菓子作りに情熱を注ぐシェフが作る【菓子職人】

2024年5月19日

オープンから約40年、地元の人々だけでなく、遠方からもお店を訪れるファンがいる京都市右京区の人気洋菓子店【菓子職人】

洋菓子作りに情熱を注ぐオーナーシェフが作る、ケーキや焼き菓子は厳選された材料を使って、一品一品愛情たっぷりに作り上げられています。

今回は、大切な記念日、手土産や日々のおやつにと幅広いシチュエーションで利用できる洋菓子店【菓子職人】をご紹介させていただきます。

京都で人気の製菓店【菓子職人】とは

【菓子職人】は元々は下町のお菓子屋さんでした。

現オーナーシェフの稲井啓一朗さんのお爺様が1935年(昭和10年)に創業をはじめ、当時はアイスキャンディーや冷やし飴、回転焼きなどのお菓子を扱う製菓店だったそうです。

1983年(昭和58年)、稲井さんが独立し25歳の時に【菓子職人】をオープンしました。

【菓子職人】という店名には、職人としての心構えを忘れず、常に向上心を持ち、洋菓子作りに誠意と情熱を持ち続けたいという想いが込められているそうです。

2008年(平成20年)には、健康志向の高まる世の中のニーズに応える糖質オフスイーツの開発にも成功されています。

【菓子職人】の公式ホームページには、現オーナーシェフ稲井啓一朗さんのこんな言葉が綴られています。

～シェフのひとりごと～
C’est un talent de savoir choisir le délicieux.
En cherissant de naives scènes nous proposons des gâteaux faits de matières naturelles avec de l’essence de la sincérite.
おいしいものを選ぶのも一つの才能です。
素朴なシーンに思いを込めて、
自然の素材を生かし、
真心のエッセンスを加えた
洋菓子を提供します。（仏文訳）
菓子職人公式ホームページより

オーナーシェフの洋菓子作りへの想いと愛情が感じられるお言葉ですね。

お店オープンから40年以上たった今なお、【菓子職人】が多くのお客様さんから愛される理由は、オーナーシェフの真心が伝わっているからなのだと思います。

【菓子職人】のこだわり

素材の持ち味・特徴を最大限に引き出し、素材同士がより相乗するお菓子作りを心がけている【菓子職人】のこだわりの素材についてご紹介します。

菓子作りには欠かせないのが甘味料ですが、素材にこだわる【菓子職人】では甘味料だけでも、商品にあわせて20種類あまりを使い分けているというので驚きです。

【菓子職人】で使われている甘味料の一部がこちら↓

ハチミツ・・・カナダ産で様々な花の蜜をブレンドしたハチミツを使用。まろやかでクセが少なくあっさりしているのが特徴。
ざらめ糖・・・独特の風味とコクがあり、上品な甘みとシャリシャリの口当たりを生み出す。
和三盆糖・・・香川県産さとうきびを原料として作られた、ミネラル分を含むさぬき和三盆糖を使用。
みりん・・・長期間醸造熟成を行い自然の甘みを引き出した三州三河みりんを使用。
米飴・・・お菓子に使うと、奥深い味がプラスされ澱粉の老化を遅らせ品質保持にも効果的。
ブラウンシュガー・・・インド洋に浮かぶフランス領の島、レユニオン島の火山灰土壌で栽培されているさとうきびが原料のカソナード(フランス産さとうきび100％のブラウンシュガーのこと)を使用。フランス式の加工方法で香ばしさがあるのが特徴。
トレハロース・・・きのこ類や酵母に含まれている自然界に存在する糖。ふわっと柔らかい食感を生み出す。
バターミルク・・・乳化力が高く「天然の乳化剤」といわれている。リン脂質をふんだんに含んだ北海道産バターミルクを使用。
バニラ・・・最高級100％天然のバニラエキストラクトを使用。香気成分ヴァニリン含有量が世界最高水準であると証明されているバニラ。